
テラバイト光メモリ研究推進機構
(略称:TBOC‐Tera Byte Optical Memory Consortium)
2006年改訂版
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| 1. |
背景 |
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マルチメディア社会の到来にともなって、高密度大容量メモリへのニーズは益々増大している。2010年には1Tb/inch2のメモリが必
要になるといわれている。
磁気ディスクは現在急速に高密度・大容量化が進み、40〜100Gb/inch2程度が限界であるとされた磁気記録の密度は、近年、垂直磁
気記録技術の採用により100Gb/inch2を越えるようになっている。しかし、1Tb/inch2は一つの限界と見られている。このような状
況から、1Tb/inch2以上の高密度メモリを実現するためには、磁気ディスクの高密度化の限界を打破する、新しい原理に基づくメモ
リの研究開発が必要である。
光ディスクは加熱記録プロセスを利用しているために室温では安定であり、磁気ディスクの高密度化の限界を打破する可能性を有
している。また、超高密度大容量光メモリ開発の萌芽となる光学技術の研究として近接場光メモリ、ボリュームホログラムメモリ
、3次元多層メモリ等の研究が開始されている。
これらの観点から、光メモリは前述の磁気ディスクの高密度化の限界を打破する可能性を有したメモリとして期待されている。
しかしながら、超高密度大容量光メモリの実現のためには、光学技術の要素技術の研究のみならず、それらを総合的に勘案して光
ヘッドを設計・製造する技術の開発が必要である。また、媒体・材料やメカ・制御技術等の広範囲にわたる技術開発が必須である。
このためには、大学と産業界が密接な連携のもとに総合的に開発を進めることが必要不可欠であると考えられる。
しかしながら、現在、我が国の超高密度大容量光メモリの開発環境は必ずしも充分な状態にあるとは言いがたい。
一方、米国、韓国、中国、シンガポールなどの諸外国では、大学が中心となる光メモリ研究センターや光学技術センターが設立さ
れ、産学協同のもとで超高密度光メモリの研究が進んでいる。これらの研究センターは学術的な成果はもとより、データストレー
ジ産業界に対して開発指針を与えている。また、そこを巣立った多数の研究者が産業界においても即戦力として活躍する等、各国
のデータストレージ産業界の隆盛に大きく貢献している |
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| 2. |
目的 |
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我が国のデータストレージ産業の競争力強化のためには、大学と産業界が互いに協力して、1Tb/inch2の超高密度大容量光ディスク技術および関連する科学技術の分野に関する研究を行い、世界をリードする技術を発掘し、かつ育成することが必要である。そのためには、大学と産業界が密接に連携して国家プロジェクトを補完し、国家プロジェクトだけでは実行が困難である、以下のような事業を行うテラバイト光メモリ研究推進機構(略称:TBOC‐Tera Byte Optical Memory Consortium)の設立が必要不可欠であると考えている。
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@ |
各大学における研究テーマの独創的発展を支援するとともに、相互に関連する研究テーマの連携を図る。 |
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A |
大学での研究に産業界の意見を反映させて、社会が必要とする研究を行って、真の産学協同を図る。(先端技術とニーズの橋渡
し) |
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B |
光メモリを研究する大学の研究者や学生を増やす。 |
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C |
超高密度・大容量光メモリの萌芽を見出すとともに特許を取得する。 |
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D |
光ディスクのプロモーション活動を通じて、その社会的プレゼンスを向上させる。 |
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E |
プリコンペティティブな企業間連携を密にし、日本の光ディスク産業の技術力を向上させる。 |
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| 3. |
活動 |
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TBOCの主な活動
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大学における高密度光ディスクシステムに関わる研究の奨励 |
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大学研究者と企業技術者との交流を図るワークショップや講演会の開催 |
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学生への研究支援(夢募集、論文募集)および発表助成 |
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企業間の協力の促進 |
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